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親知らずは抜いたほうがいい?歯科衛生士が教える判断ポイントと注意点

親知らず、抜いたほうがいいの?


こんにちは、歯科衛生士のもさんです🦷
「親知らずは抜いたほうがいいですか?」というご相談を、患者さんからよくいただきます。
実は、抜いたほうがいいケースと、抜かなくてもいいケースがあるんです。

抜いたほうがいい親知らずの特徴

  • 横向きや斜めに生えていて、歯ぐきに半分埋まっている
  • 腫れや痛みを繰り返している(智歯周囲炎
  • 手前の歯(第二大臼歯)を押して、虫歯や歯周病のリスクがある
  • 歯みがきが届かず、清掃が難しい

このような親知らずは、将来的なトラブルを防ぐために抜歯がすすめられることが多いです。

抜かなくてもいいケースとは?

  • まっすぐ正常に生えていて、上下でしっかり噛み合っている
  • 痛みや腫れなどの症状がない
  • ブラッシングがしっかりできていて、虫歯や歯周病のリスクが低い

このような場合は、無理に抜く必要はないこともあります
ただし、レントゲンで根の状態や位置を確認することが大切です。

親知らずを抜くときの注意点

  • 抜歯後は腫れや痛みが出ることがある(数日~1週間程度)
  • 下の親知らずは、神経に近い場合があり慎重な判断が必要
  • 抜歯後の感染やドライソケットに注意

大学病院や口腔外科での抜歯が必要になることもありますので、自己判断せず、歯科での検査を受けましょう。

まとめ:親知らずは「状態しだい」

親知らずは、必ずしもすぐに抜かなければならない歯ではありません
でも、放置することで将来的に痛みや炎症が起こるケースも多く見られます。

気になる方は、まずはレントゲン撮影を含めた診察を受けて、ご自身の親知らずの状態を知ることから始めてみましょう🦷✨

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